2010年2月17日水曜日

北海道札幌市中央区南6条西26丁目/Sapporo dance






“北海道札幌市中央区南6条西26丁目”
JCDN踊りにいくぜ、札幌公演(コンカリーニョ)、佐世保公演(アルカス佐世保)

札幌→東京→神奈川→フランス→イギリスいろいろまわってまたもどる。一からやり直し。
でもそれができるのも幸せなこと。

私の本籍は北海道札幌市にあります。現在もその住所は存在しています。私の家族は私が12歳のときのその土地を離れ、現在は新さっぽろに住んでいますが、その場所は今もあります。長いこと北海道を離れ、戻ってきて踊るなら何がいいかと考えた時、私なりのダンスの歴史をそのまま語ればいいのではないかと気がつきました。ここは常に戻るであろう場所であり、忘れたことはないからです。


レビュー
木野彩子さんのダンス。
質感が大事。
何よりも大切なのだ。
テクニックでは量れないその人だけのもの。
世界でただ一人だけのもの。
伸びる手。
指先の感情。
見えてくる風景。

彼女だけのもの。
引き込まれてしまった。

「質感」
生活はダンスなのだ。
生活は音楽でもある。
「質感」を・・自分だけの「質感」は実は誰にでも備わっている。
備わっているのだけれども表出しないのは何故か。
流れてしまっているから。
自分にも言い聞かす。
一つ一つの事柄を意思をもって体の各部に伝達するのだ。
神経を細やかにして意識を途切れさせることなく生きるのだ。
そうすることで自分のダンスが生まれる。
自分の音楽が生まれる。
こうやってPCのキーボードを打っている指先を意識する。
取り巻く空気の質量を感じる。

本当にやらなければいけないことはそういうことなのだ。
・・・・と、そんな素敵な発見がありました昨日です。

いい舞台は人にダメージを与える。

そんな舞台とめぐり合えること。
この仕事をやっていて良かったと思うのです。

高橋正和(照明家)


" Sapporo dance" "Introduce by myself"
Let's go to dance ( JCDN) Sapporo/Sasebo