2018年5月31日木曜日

池田千夏ソロピアノライブ フォーキーな旋律

◎池田千夏ライブ@鳥取大学アートプラザ
昨年お越しくださったピアノの池田さん。関西ツアーのついでに来るということで急遽決まったライブ。この日の午後はわらべ館でワークショップを行ないました。

5月27日19時開場、19時半開演 学生500円、教職員・一般1000円
今回はフォーキーということでこんなコメントをいただきました。

〜フォーキーな旋律〜

民謡などの伝統音楽でよく使われる音階に5音音階(ペンタトニック・スケー ル)というのがあります。日本では明治時代にヨナ抜き音階という名称で呼ば れ、この音階を使った名曲がたくさん生まれました。

「ぞうさん」「メダカの学校」「赤とんぼ」などの唱歌は「ド・レ・ミ・ソ・ ラ・ド」の5つの音の組み合わせでできている曲。素朴で親しみやすい5音音階 は「アメージング・グレース」などのスコットランド民謡にも使われています。


この大らかな音階はジャズの即興にもジャズ言語として使え(ブルースの音階と 似ているので)、今回私の中でこの要素が溶け合って作用し、どんな演奏になる か挑戦です。


実際に演奏とお話を織り込みながら聞き覚えのある曲とそこからいかに発展していくのかを聞くことができるので、ジャズや即興に慣れていない方にも入りやすい入門編になっていたように思います。



野が踊らせていただいたのは『めだかの学校』、『驟雨』(池田さんのオリジナルの曲です)、『蛍の光』の3曲でした。また来ます!とおっしゃっていたので、次はどんなトライアルになるかまた楽しみです。
写真:西岡千秋