2017年10月13日金曜日

鳥取大学体育会系ダンス部自主公演 翔

鳥取大学体育会系ダンス部は3年生までで部員数70名を超える大所帯。私は顧問ですが、学生がしっかりしているので、全部自分たちで動くたくましい子たちです。
毎年All Japan dance festival(神戸)に参加するときは創作ダンスを作るのですが、基本はストリート系で、よく大学学食前で強引にライブを開催したりしています。
部活は週3回ということになっているのですが、どうも裏で色々やっているらしく(顧問的には見ないことにしている)、3年になる頃にはそれなりに上手くなるのです。

今年テストが重なったり、申し込み締切を間違えたり、様々な理由で神戸大会に参加できなかった3年生はでもこれではいけないと自主公演をすると言い始めました。
そして次にあった時には劇場と照明さんを押さえ日程も全て決めてやってきました。(ちゃんと相談しなさいというのが後から教訓として残っています)

色々あって大変ではありましたが、舞台で踊るという経験はなかなかできることではありません。特に人数も多いので、普段のストリートパフォーマンスなどでは全員で踊るという経験すらできません。なので、こういう時間を持つことができたのはとてもとても良かったと思っています。
特にこれまではイオンモールのエスカレーター前で踊るのがメインイベントだっただけに、自分たちがやってみたいなということをやってみる勇気を持つことができた。踊る場所を作ることができるということを知ったのは大きかったと思うのです。

こういう子たちが卒業してからも当たり前のように集まって踊るようになったらきっと変わるんじゃないだろうかとそんなことを思うのでした。


チラシ校正とかちゃんと見せに来ないし、プログラムも見せないまま印刷出しちゃうし、自分たちで頑張る分抜け落ちているところもたくさんありながら、でもやってみちゃうこと。勢いは大切だと思います。


木野は舞台監督だったのですが、踊って欲しいと言われ、なんと一曲だけ踊ることに。
「からたちから」の最後の踊りをちょこっとアレンジして、照明もついて消えるだけのシンプルな形で(でも四角)3分半ほど踊ることにしました。
鳥取初舞台です。