2012年 6月1日19:30
6月2日18:30
日本基督教団 巣鴨教会
Sentival!2012参加作品
構成、演出、出演:木野彩子
出演:戸井香織
特別出演:江波恵理子(2日のみ)、江畑加奈子、奥山敬子、上崎実、小林結花、 佐藤浩子、佐藤真紀子、佐藤満、田辺佐保子、橋本由布子、富士栄秀也、
峰松智弘(2日のみ)、山田恵(2日のみ)
音楽:J.S Bach Goldberg variation ( Glenn Gould 1955年版、および1981年版Aria)
山田耕筰作曲 北原白秋作詞 からたちの花
上地正彦 AMANOGAWAプロジェクトオリジナル楽曲
特別演奏:渡辺善忠(巣鴨教会牧師)
照明協力:鳴海康平(第七劇場)
宣伝美術:古里麻衣
制作:キノコチケット
制作協力:小島寛大、戸井香織
主催:木野彩子・Sentival!2012
今作品は
「Angel's bone」(2007 The Place”Touch Wood"で発表)
「The three cornered world」(2008 The Place"Resolution!""Spring loaded")
「北海道札幌市中央区南6条西26丁目」(2009 JCDN踊りにいくぜ札幌・佐世保)
「AMANOGAWAプロジェクト」(2012 川崎市アートセンター 映像作品)
をベースに新たに展開したものです。
ごあいさつ
縁あって、母校のそばの教会に出会い、作品をつくることになりました。
巣鴨教会について調べ、そこから作品をつくろうと考えたものの、あまりにも歴史がありとても私には表現しきれないと思いました。そこで私は私の話しをすることにしました。
AMANOGAWAプロジェクトでは、参加者の皆さんのさまざまな記憶、思い出を語っていただきました。人にはそれぞれの歴史があります。ささやかな、しかしそれこそを大切にしたいと思いました。時は過ぎ、かわっていきますが、そんななか「かわらずにのこり、ありつづけること」のすごさを思います。椅子や机にのこされた小さな傷、黒ずみ、それらは誰かの記憶に結びついています。
今日のこのときを私は忘れてしまうかもしれません。でもきっとこの教会はここにありつづけ、いのりつづけていくことでしょう。肉体は滅んでも永遠に生き続けるということはきっとそういうことなのだと私はキリスト教徒ではありませんが思っています。
今回こころよく場所を提供してくださり、さまざまなお話を聞かせてくださった巣鴨教会渡辺牧師、礼拝にいらしていた皆さんに感謝いたします。
巣鴨教会は毎週日曜10時15分より日曜礼拝を行っています。ご興味のある方はぜひまたお越しになってみてください。