2014年10月3日金曜日

コミュニティダンスファシリテーター養成講座@大阪体育大

コミュニティーダンスファシリテーター養成講座@大阪体育大にいってくる。

大阪体育大は大学の先輩(しかもロンドンつながり)の白井麻子さんがいる!ということもあり、またセシリアさん、ダイアンさん両方ともイギリスコミュニティダンスではとても知られた存在で、これはあいにいこうといってくる。
(ちなみにダイアンさんはAn introduction of community dance practiceの著者。この本はプレイスのクリスさんにコミュニティダンスについて知る上で1冊よむならどれ?ときいたらあげられた本)

日本全国から50人もの人が集まり、合宿を行う。しかも朝から晩まで(さらにBar 浪商)ダンスづくしで、とても興味深い。大阪体育大は関空に近く、LCIを利用してかなり地方からの参加が多く、懐かしい人にたくさんあうことができた。(康本さんなんて12年ぶり!とかちょっと衝撃的)

ファシリテーターという言葉は
学校などで教える人(ティーチャー)のかわりに使われる導く人のこと。(実は日本語訳がなく、いまだどうよんでいいか迷っている)みんなが参加しやすく話しやすい環境をつくり、共に作品を作る人。
振付家という概念とは大分違っていて(ただし北村成美さんなど多くのファシリテーターは本来振付家)、皆が作ると一歩引いた姿勢でもある。

実際この講座内でもクラスだけではなく実際にそれぞれが導いてみたり、話し合ったりする時間が多い。特にグループで話し合い、各グループごとに内容をまとめ、全体にシェアさせる手法が多く使われ、ディスカッションの講義のようでもあった。

怒濤の4日間。
しかしこうして活動する人がこれだけたくさんいるのかと驚かされ、(JCDNの方々も驚き)グループを作って情報交換を行うことになった。









でも実はまだ最後にださなきゃいけないレポートをだしておらず、反省。かなりまずい。

からだのじかん2014

阿佐ヶ谷美術専門学校のイメージクリエーション学科にてなぜか3年時の学生が参加する「からだのじかん」をここ数年担当しています。
本来の担当の先生がいうには卒業制作で固くなった頭と身体をときほぐすためのクラスでちょっとずつ拡大してきました。今年は6月と9月にわかれて計6回のセッションがあり、シンプルなマッサージ、身体ほぐしだけではなく、ビデオをみながら各振付家の行ってきたことをおためししてみたり、作る作業をおこなってみたりと様々なトライアルを行うことができる機会です。

今年の受講者はなぜか少なく、それがとても残念。
(今回はじめて思ったのですが超少人数向けのクラスというのがなかなかないため、それはそれで学ぶ機会でした)
なぜか最終日にはチェコ人の留学生とその案内をしてきた先生が参加することになったり、そのうち仮面ライダーやってるんじゃないかと思われる学生がまざってきたり、元々美術畑なのでセンスはある面白い学生さんたちに出会えたりと実は楽しみにしている授業です。

今回の授業の最後では
できなかったこと、できないことは実は新しい発見のきっかけになるという話しをしました。何が引っかかっているのか、なぜできないのか、もしかしたら本当はできる必要自体がないのではないか、そうやって試行錯誤していくことがまた新しい発想を生んでいきます。
またなんだかわからないけれどやってみてしまうことのすごさを学びました。
またそれをやってみてしまうような環境をつくることが私の仕事で、私が作ったものではなく、皆が少しずつかかわって「できてしまったもの」。
行き詰まったら仲間に話し、視野を広げることも大切だろうなどの話しをしました。

ダンスあるいは身体表現はもちろん突き詰めていくこともできますが、一般への応用価値はとても高いと感じます。

ペンギンカフェ来日公演

ペンギンカフェ来日公演
2014.9.24
京都コンサートホールアンサンブルホールムラタ
2014.9.27
東京めぐろパーシモンホール
2014..9.28
横須賀芸術劇場

ペンギンカフェ来日公演にて踊りました。
実際の出演時間は短く4曲(と2曲間に含む)とカーテンコールであわせて20分強でしょうか、しかし山田さんはその中にも物語をつくり曲ごとに全く違う振付を考案しました。
せつ子さんのペンギンに対する愛情とこだわりが節々に見えるよき振付です。

監修・振付 山田せつ子
ダンス 小田直哉(大駱駝艦)、木野彩子

衣装 岩切明香

今回、かなり学ぶことは多く、いろいろ考えさせられました。そもそも振付とは、みられることとは、なぜ私は振り覚えが悪いのか、舞踏とダンスの違いなどこれらはおってあげていかねばと思います。
ペンギンさんたちはとても喜んでくれて、長い間この仕事をしているけれど、あの絵が浮かび上がってきたようでとてもうれしいし何か全く別の次元にいけた気がする、ぜひロンドンでやってほしい!といいはじめています。どうなることか?


 パーシモンの図。多分1200人規模の結構な大劇場ですが完全満席でした。京都もです。ありがたいことですね
ちなみにこれはスタッフのさちさんがかいてくれたペンギンの絵左が私だそうです。
横須賀は満席ではなかったのですが(なにせオペラホール)1、2階席はほぼ埋まりました。
年齢層は少し高めで、親世代のペンギン好きがたくさんいることが見えました。
ちなみに現在のペンギンカフェは「ペンギンカフェオーケストラ」ではなく、息子のアーサーが後をついではじめたものです。余談ですが彼らのほとんどはロンドン北西部に住んでいて、ケンサルライズ(私が住んでいたエリア)とかウィルスデン(ラッセルのうちのエリア)とか超ローカルネタでもりあがりました。

ペンギン写真はFacebookにて。
なにせかぶっているので私はみる(とる)ことができないのです。
プランクトンウェブにものっています。
http://www.plankton.co.jp/penguin/index.html