「からだのじかん」@阿佐ヶ谷美術専門学校
美術(イメージクリエーション学科)の学生さん向けの特別ワークショップを行いました。
実は3年めになるこの企画。
普段コンピューターや絵画などアトリエにこもりきりな3年生の身体(とこころ)をほぐそうというF先生のこころづかい。3時間のワークを3回という特殊な時間枠(場所の確保の問題があり、増えたり減ったりしている)ですが、高校以来で動いた!とか、すごい筋肉痛になった!とか逆立ちはじめてチャレンジした!とかちょっとしたおどろきが楽しめる回にしています。
身体を知るということでマッサージやストレッチも行いますが、今年の学生さんはとてもアクティブな印象だったので、強引にシーンをつくったり、それをつなぎ合わせてみたり、映像にとってみたりとなかなかハードな展開になりました。
生きるということは「からだ」からはなれることはできません。
でもその「からだ」を忘れてしまいがち。
「からだ」に意識を向けてみることで、気がつけることもあるはず。
余談ですが
振付家に必要なセンスはダンサーの感覚とは別で発想やひらめきがダンサーのそれとは異なることが大切だと思っています。(実際振付家は建築家、庭園技師、美術家、映像作家など様々なジャンルからきています。日本でも昨年JCDN踊りにいくぜに参加していたカミイケさんは(舞台)美術家でした。)もしかしたらここにいる子達がダンスに目覚めたりしてなどと思ったりします。