札幌生まれ。幼少よりモダンダンスを始める。お茶の水女子大学にて舞踊教育学を専攻。卒業後は牧野京子のもとで学び、ソロを中心に自らの身体と向かい合った作品作りを行う。”Edge”でYokohama solo duo competition2003横浜市芸術文化振興財団賞を受賞。以降日韓ダンスコンタクト、ネクストウェーブダンスなど横浜、東京、ソウルで作品発表を行なう。 2004年より文化庁在外派遣研修員としてパリで研修、2005年よりロンドンにてRussell Maliphant Companyのダンサーとして活動。 The Place Prize 2008のコミッションをうけて制作した作品”IchI”は好評をえた。2009年より神奈川と札幌を拠点に日本での活動をはじめる。2010年赤レンガ倉庫一号館にて“かめりあ”を発表する。
川崎市アートセンタークリエイション•サポート事業対象アーティスト(平成22、23年度継続支援)としてワークショップとダイアログから映像を制作するAMANOGAWAプロジェクトをたちあげ、現在も全国各地へ運ぶべく活動を続けている。
音楽家・美術家と劇場以外でのコラボレーションをしながら即興を作品に取り入れる試みを続けている。
指導者としては大学短大で非常勤講師として身体表現教育に携わる他、子育て世代及びシニア向けワークショップ、中高生向けワークショップを展開、ダンスを一般へと広める活動を行っている。静岡舞台芸術センター(SPAC)のSPAC enfantプロジェクト“タカセの夢(初演時のタイトルはユメミルチカラ)”に2010年よりカメルーン人振付家メルランニヤカムの振付アシスタントとして参加している。
My Works
作品リスト
“Dance and Music"
札幌資料館(2013.1)
滝川市美術自然史館(2013.1) 杉吉貢「白い森黒い森」展
札幌レッドベリースタジオ(2013.10) ゲスト杉吉貢(墨絵、ライブペインティング)
Hugues Vincent(チェロ)、上地正彦(ピアノ)、中沢レイ(ダンス)との構造のある即興作りのためのトライアル。
”筒井筒”(20min)
ティアラこうとう小ホール(2013)
出演:ノブナガケン、木野彩子
“静”(2014,45mi+開場時演技15min)
初演 BankART
studio NYK 3Cギャラリー
2012年に発表した“しづ”をもとに八木美知依(17絃箏、21絃箏、歌)と三浦あさ子(照明)とともに再構成フルレングスの作品として完成させた。巨大な倉庫空間に祈りの空間を浮かび上がらせる試み。
“からたちから”(2013, 60min)
初演 日本基督教団 巣鴨教会
2012年発表の“からたち”を1年半のリサーチとともに再構成した作品。木野の個人史よりも信仰とは何かをテーマにより深く問いかける。教会で活動するコールシャンティ混声合唱団に合唱と動きで参加していただく。
“Dance and Music"
札幌資料館(2013.1)
滝川市美術自然史館(2013.1) 杉吉貢「白い森黒い森」展
札幌レッドベリースタジオ(2013.10) ゲスト杉吉貢(墨絵、ライブペインティング)
Hugues Vincent(チェロ)、上地正彦(ピアノ)、中沢レイ(ダンス)との構造のある即興作りのためのトライアル。
”筒井筒”(20min)
ティアラこうとう小ホール(2013)
出演:ノブナガケン、木野彩子
"しづ"(20min)
初演:在外派遣研修員による公演@神奈川芸術劇場(KAAT)大スタジオ(2012)
振付(choreograph):木野彩子(Saiko Kino)
出演(performance):八木美知依(Michiyo Yagi 箏,KOTO)、木野彩子(Saiko Kino)
オリジナル照明プラン(lighting design):三浦あさ子(Asako Miura)
衣装(costume):宮村泉(Izumi Miyamura)
”Piece”
初演:横浜赤レンガ倉庫10周年記念 横浜ダンスコレクション2002−2012「10年10色」
出演者
音(sound):田中徳崇(Noritaka Tanaka)
光(light):戸井香織(Kaori Toi)
動き(dance):ウッフ(Oeuf)
振付(choreograph):木野彩子(Saiko Kino)
音、光、動き、その3つが出会うときそこになにかが生まれる。
何かが生まれる瞬間に立ち会うことを私は振り付けとよぶ。
“からたち”(1h)
Sentival!2012 at 巣鴨教会(1874年よりつづく現役教会)
巣鴨教会の歴史より発想を得た木野彩子のソロ作品(約45分)
AMANOGAWA プロジェクトの一部(約15分)
巣鴨教会牧師渡辺善忠さんが演奏するオルガンとの即興(5分)からなる。
自身の生き方、信仰と芸術について考えた作品。
”AMANOGAWAプロジェクト”
川崎市アートセンターで行ったワークショップと映像撮影プロジェクト。大震災をテーマに話し合い過程も作品の一部とするため、文章化したテキストと映像での発表となった。今後全国的に展開したいと考えている。
映像:427@FOTO、音楽:上地正彦
”Never let me go”(20min)
初演:川崎市アートセンターアルテリオ小劇場(2012)
再演:シアターX国際舞台芸術祭(2012)
川崎市アートセンターの協力により作成されたソロ作品。音楽:上地正彦
”1+1=3”(20min)
トライアル初演:川崎市アートセンターアルテリオ小劇場(2011)
音楽:田中徳崇(ドラム)、照明:三浦あさ子
”かめりあ”
初演:横浜赤レンガ倉庫1号館ホール(2010)
YRBWダンスプロジェクトvol3
2003年ダンスコレクション受賞者公演として森下真樹さんと共催で行われた公演。
7年のときを経て受賞作のリメイク”Edge"
小学生と60歳以上の祖父母世代からなるリコーダーグループ杉劇リコーダーずに振付けた作品”こどもたちのうまれるとき”、
記憶の曖昧になりつつある祖母との対話から生まれた作品”かめりあ”の3作品を通して「年を経る」ことについて考える公演。
”北海道札幌市中央区南6条西26丁目”(18min)
初演:JCDN踊りにいくぜ2009 札幌(コンカリーニョ)・佐世保(アルカス佐世保)
帰国後初めてとなる故郷での公演(30年以上の舞踊歴で初めての自作の発表)ということで、自己紹介のダンスを発表。その後「からたち」にて応用する。
“IchI”(15 min.→23min)
Place Prize 2008(LONDON)
上野天志(ダンサー)、Jackie Shemeshe(照明、イスラエル人)、針生康(セット)、Alies Sluiter(音楽、オーストラリア人)とのコラボレーション。
Spring loaded において改訂再演。at The Place theater (LONDON)
ダンサーは松本武史
ダンストリエンナーレ2009 at 青山円形劇場において改訂再演
ダンサーは上野天志、最終的に23分の作品となる。
“The three cornered world”( 18min.)
Resolution! 2008 at The Place theater (LONDON)
Dance box at Espace du curtier de Bertin Poiree( Paris)
Spring loaded at The Place theater (LONDON)
“No title or Angel’s bone”(5 min.)
Touch Wood 2007 at The Place theater (LONDON)
“OVO”(18min)
Yokohama solo duo competition 2007at 横浜赤レンガ倉庫一号館ホール
ダンスビエンナーレソウル2007at Seoul
Resolution! 2006 at The Place theater (LONDON)
“Jump for joy”(15min)
ダンスビエンナーレ東京2004show case at 青山劇場フリースペース
“静かに狂う”(1h)
ラボセレクション 2004 at 横浜 ST spot
“箱女”(18min)
Yokohama solo duo competition 2004 at 横浜赤レンガ倉庫一号館ホール
城戸晃一(映像)とのコラボレーション(舞台作品)
“KINOHAKONOKO”(1h)
at岡本太郎美術館
ヒグマ春夫(映像)とのコラボレーション(美術館でのパフォーマンスと展示)
“In the room”
Korea Japan dance contact 2003 at Seoul
鈴木伸明(音)溝口達也(美術)とのコラボレーション
AAPAとのコラボレーションとして2006年に別バージョンを発表 at ZAIM
“Edge”(15min)
Yokohama solo duo competition 2003 at 横浜赤レンガ倉庫一号館ホール
横浜市芸術文化振興財団賞
Japan Korea dance contact at 青山円形劇場
Next wave dance Korea 2003 at Seoul